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プール 水泳

市民プールでの事故をまとめてみました。

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StockSnap / Pixabay

私自身 今年プールでの事故を経験して 安全管理の再認識を希望して

過去の市民プールでの事故をまとめてみました。

警察庁によると、プールの事故で死亡した人は、この5年間で少なくとも27人に上り、施設側の安全管理が不十分だったケースも多くあるとみられている。
市民プールでの事故をまとめてみました。

小学校プールで小1娘溺死、病院に駆けつけた母へ学校の第一声は「緊急連絡先直しておいて」だった

「奇跡だと思った。夫と2人で本当に溺愛していた。羽菜の死を聞いて『こんなことがあるわけがない』と思った」

民事訴訟の口頭弁論が行われた1月14日。母親(53)は、法廷で切々と語った。

2人が結婚したのは平成12(2000)年だったが、子宝にはなかなか恵まれなかった。「経済的にも肉体的にも精神的にも辛かった」と振り返る不妊治療の末、一度は出産をあきらめた。そのとたん「奇跡のように」授かったのが、羽菜ちゃんだった。結婚から約6年が過ぎていた。

「おなかをさすって『きてくれてありがとう』と毎日言っていた」

仕事のために東京で暮らし、家族に会うために京都に戻る生活を繰り返していた父親(40)も「羽菜がいたからこそ東京での仕事もがんばれたし、人生そのものだった」と話す。

「成長した羽菜といろんなことをしたかった。事故が起きてから私たちの時間は止まったまま。事故の原因と責任を明らかにしてほしい」と訴えた


ふじみ野市プール吸水口死亡事故の概要

埼玉県ふじみ野市

市営流水プール(図2)で、小学2年生の女児が吸水口に頭から吸い込まれて死亡した。事故は吸水口の柵状の蓋が外れていたにもかかわらず、監視員や現場責任者がその危険性を理解せす、営業を続けていたために起こった。

市営流水プールに遊びにきていた小学2年生の女児が同級生に近づこうとしたらしく、潜って泳いでいた。吸水口に近づいたのに気が付いたアルバイトの女性監視員が、「近づくな」と叫んだが、女児は頭から吸水口に吸込まれてしまった。女児は吸水口から約5m先の吸水管の中で見つかり、事故発生から約6時間後に病院へ搬送されたが死亡が確認された。

ふじみ野市長は管理責任を認め、各施設に安全確認の徹底を指示し、市内プールの使用を中止した。また、埼玉県では、県内のプール管理の実態調査を行い、吸排水口の点検基準がない施設42%、吸排水口の蓋が外れた場合の緊急時対応マニュアルがない施設71%という調査結果を受けて、プールの安全管理指針を策定して、8月24日すべてのプール開設者に指針を周知するよう通知した。本事故を受け、厚生労働省は8月1日、都道府県や政令市などに対し、事故の再発防止のため、遊泳用プールの吸い込み事故の防止策などを定めた施設基準(2001年策定)の徹底を求める通知を出した。
また、文部科学省は8月1日、各都道府県の教育委員会に、学校や公営施設のプールの安全点検実施と結果の報告を求める通知を出した。8日に学校や公営施設のプール延べ1901ヶ所で吸排水口に安全対策の不備がみつかり、文部科学省は、プールの使用を中止するか応急措置をとるよう通知した。同日、小坂文部科学相は閣議後の記者会見で「国土交通省、厚生労働省と調整し、必要に応じ、立ち入り調査も含めた対応を考えてたい。」と述べ、北側国土交通相も記者会見で「(所管する省庁でばらばらではなく)プールの安全の統一的な基準を議論する必要がある。」と述べた。

安全管理改善へ 死亡事故受け /奈良

去年、奈良県橿原市の市営プールで男子大学生が溺れて死亡した事故で、市は、プールの監視員が決められた位置を離れるなど、監視体制が不十分だった可能性があるとして、専門家に依頼して調査や検証を行うことを決めた。

去年7月、「橿原市総合プール」で、大学4年生の寺岡さん(男性、21歳)がプールの底に沈んでいるのが見つかり、その後、死亡した。
寺岡さんは教員採用試験に向けた練習に来ていて、何らかの原因で溺れたとみられている。

関係者の話や遺族が行った情報公開請求によると、プールの監視員2人は50mプールの両側にいて異常がないかを常に確認することになっていたが、このうちの1人が決められた場所を離れ、利用者が多かった片側に2人ともいたという。

寺岡さんは、監視員がいない方の端から2番目のレーン付近で見つかり、泳いでいた別の人が知らせるまで、監視員は、およそ10分間気付かなかったという。

橿原市は、監視体制が不十分だった可能性があるとして、専門家に依頼して調査や検証を行うことを決めた。

亡くなった寺岡さんの父親は、「検証の開始が決まったことは大きな一歩だ。事故の真実を明らかにし、日本一安全なプールを作ってほしい」と話している。

橿原市は、「検証までに時間がかかり申し訳ない。検証結果を誠実に受け止め、安全なプールにしていきたい」としている。

また、プールの監視を委託されていた業者は、「事故が起きた場所の反対側が利用者が多く、そちらを重点的に監視すべきという判断を現場で行った。最善を尽くしたと認識している」と話している。

出典
『大学生プール死亡事故 検証へ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/2053437431.html

5月16日19時20分にNHK関西からは、下記趣旨の解説的報道が配信されていた。

警察庁によると、プールの事故で死亡した人は、この5年間で少なくとも27人に上り、施設側の安全管理が不十分だったケースも多くあるとみられている。

去年、奈良県橿原市の市営プールで男子大学生が死亡した事故で、監視体制が不十分だった可能性があることが分かり、市は、専門家に依頼して調査や検証を行うことを決めた。

市を動かしたのは、真相を知りたいという遺族の強い思いだった。

(文字情報はここまで。以下は音声情報の趣旨)

男子大学生は、採用試験に向けて大学教員や学生と一緒にプールを訪れ、潜って泳ぐ練習をしていた。
何らかの理由で溺れたとみられ、プールの底に沈んでいるのが見つかり、20日後に亡くなった。

父親らは事故の後、納得できない気持ちを抱えていた。
橿原市は、事故について重大な過失はなかったとして、詳しい説明をしてこなかったという。

父親談「人が亡くなるという重大な事故があったのに、検証しようとしないのがしんどかった。『過失はなかったと思っています』と言われ続けた。

では、息子が悪かったのか?
息子の命を救うことができなかったのか?

父親らは当時の状況を知ろうと、情報公開請求を繰り返し行った。
すると、プールの監視体制が不十分だったことが分かってきた。

プールの監視に当たっていたのは、市から委託を受けた業者の監視員。
業者のマニュアルでは、原則、2人の監視員がプールの両サイドにいて、それぞれの責任エリアを定めていた。

しかし当時、監視員は2人とも、大学生が泳いでいたのとは反対側にいたことが分かった。
業者は、現場の判断で、子供たちが多くいた反対側のエリアを重点的に監視していたとしている。

両親が情報公開で入手した監視カメラの映像。
大学生はプールの端まで潜って泳ぎ、一瞬頭を出した後、姿が見えなくなる。
しかし、監視員が異変に気付いたのは10分以上経った後だった。

父親談「本来の責任エリアに1回も行かず、10分間ここで沈んでいる人を発見できなかった。それを過失がない。そんなバカな話ないでしょうと・・・。」

さらに問題だと考えたのは、事故が繰り返されたことだ。

このプールでは、前の年にも小学1年の男の子が溺れて死亡していた。
この時も、1人で担当していた監視員が異変に気付くのが遅れたという。

プールの安全管理に詳しい専門家は、死亡事故が連続して起きたことを重くとらえるべきだとしている。

市は両親の要望にこたえ、なぜ異変に10分間気付かなかったのか、調査や検証することを決めた。

両親は、二度と事故が繰り返されないよう徹底的に検証を行い、安全対策に活かしてほしいと願っている。

平成27年に報道されたプールにおける重大事故の一覧です。
今後の事故防止の為に参考になれば幸いです。
<平成27年プール事故事例の一覧>
・発生日時
平成27年1月8日午後4時55分ごろ
・発生場所
神奈川県藤沢市 スミングクラブ
・プールの概要及び状況
25メートルプール
同じレーン内に他に18人が利用。
児童は他の児童9人とともに指導を受けていた。
・監視体制
インストラクター2名が指導を行っていた。
・要救助者
小学1年生の男子児童 6歳
・容体・事故概要
プールの底に沈んでいる状態を発見。
一時心配停止。施設従業員による心臓マッサージなどで呼吸・脈が戻り病院へ搬送。意識不明の重体。
・発生日時
平成27年6月26日午前
・発生場所
岐阜県多治見市 市立中学校
・プールの概要及び状況
水深1.1メートル
体育の授業中
・監視体制
担当教諭が生徒を指導
・要救助者
中学3年生の男子児童 14歳
・容体・事故概要
高さ30センチメートルのスタート台(飛び込み台)からプールに飛び込み、プールの底に頭をうったとみられる。
救急搬送され、命に別状がないもの頸椎(けいつい)骨折などの重傷。全身がしびれた状態。
・その他
平成29年7月 市は教師の責任等を認め賠償金支払い等で大筋合意。
・発生日時
平成27年7月14日午前11時40分ごろ
・発生場所
長野県 県立高校のプール
・プールの概要及び状況
25メートルプール、事故場所の水深1.3メートル
生徒40人、教師2名
・要救助者
高3男子生徒(17歳)
・容体・事故概要
意識があるが、首の骨を骨折。
平泳ぎの練習中、飛び込み台からプールに飛び込み、プールの底に頭をうったとみられる。
水中でがいていたところを教師とほかの生徒がプールサイドに引き上げ、病院に搬送された。 ・発生日時
平成27年7月29日午後2時35分ごろ
・発生場所
千葉県市川市 大学構内の屋外プール
・プールの概要及び状況
競泳用50メートルプール
・監視体制
不明
・要救助者
男子大学生
搬送先の病院で死亡
・容体・事故概要
意識を失っている状態を他の遊泳者が発見。
プールサイドに引き上げた。
搬送先の病院で約1時間半後に死亡。
・その他
プールは一般開放期間中で、学生と教職員が自由に泳ぐことができた。
・発生日時
平成27年8月1日午後6時12分ごろ
・発生場所
新潟市西区 流水プール
・プールの概要及び状況
流水プール 水深1.1メートル
40名程度がプールを利用
・監視体制
職員が1名
・要救助者
80代男性
・容体・事故概要
プールで浮いているのが発見。プールから引き上げ、心臓マッサージを行い救急隊に引き渡された。
搬送先の病院にて死亡が確認された。 ・発生日時
平成27年8月1日正午ごろ
・発生場所
奈良橿原市 市営プール
・プールの概要及び状況
水深1.25メートル(1.1~1.3メートル)
・監視体制
監視員 1名
・要救助者
6歳男児
・容体・事故概要
プールの底に沈んでいるのが見つかり、搬送先の病院で9時間後に死亡した。
男児は身長120センチであり、身長より深い地点であった。
・その他
プールには年齢や身長による制限はなかった。
・発生日時
平成27年8月2日午後2時半ごろ
・発生場所
愛媛県四国中央市 市民プール
・プールの概要及び状況
造波プール 水深1.2メートル地点
・監視体制
造波プールに4名の監視員
・要救助者
5歳男児
・容体・事故概要
水深1.2メートルのプールの底に沈み心肺停止の状態を一般客の男性が発見。
搬送先の病院で約1時間半後に死亡。
・その他
母親と姉の3人で訪れていた。 ・発生日時
平成27年8月22日正午ごろ
・発生場所
埼玉県川越市 県営プール
・プールの概要及び状況
約50メートル、横約100メートルのハート形の造波プール
水深0~1.6メートルの0.97メートル地点で沈んでいた。
事故当時、約300名が利用。波は出ていなかった。
・監視体制
監視員 5名 (波が出ている時は11名)
・要救助者
4歳女児
・容体・事故概要
プールの底に沈んでいるのを男性客が発見。関心が救命処置を実施。病院に搬送。意識不明の重体。
・その他
プールには年齢制限はなかった。
・発生日時
平成27年8月23日午後1時45分ごろ
・発生場所
福岡県八女市 レジャー施設
・プールの概要及び状況
水深1.2メートルの地点
・監視体制
監視員 8名
・要救助者
4歳男児
・容体・事故概要
水面にうつぶせの状態で浮いているのを女性客が発見。
病院に搬送。一時意識不明であったが命に別状ない。
・発生日時
平成27年8月24日正午ごろ
・発生場所
埼玉県越谷市 県営プール
・プールの概要及び状況
水深0.7~1.2メートルの変形プール
水深1.2メートル地点
・監視体制
不明
・要救助者
72歳男性
・容体・事故概要
缶ビール1本と缶チューハイ1本を飲酒後、事故発見10分前にプールに入った。
・その他
飲酒しての遊泳は自粛要請のみ。禁止はされていなかった。

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